リスボンの12月は夜でもそれほど寒くありません。宿の近くのバルのテラスでビールを飲みました。町はクリスマスの名残のイルミネーションで飾られています。オルガンが単純な曲を繰り返す,そんな曲が町中に響きわたり,にぎやかなのに何となくもの寂しい。
焼き栗を買って,ほろ酔い気分で宿に戻ります。窓を大きく開けると,路地を挟んですぐとなりの建物の窓,横を見れば,決して派手とはいえない広場のイルミネーションが目にやさしい。しばらく,窓から身を乗り出し外をぼーっと眺めていました。
オルガンの単純な旋律が頭の中を繰り返すうちに良い気分になり,だんだんと意識が薄れていきます・・・・・・・
何となく親しみのわくリスボンの人たち