今、スペイン南部アンダルシア地方の古都グラナダへむかうバスから、荒涼とした景色を眺めています。今朝は大変でした。一日3本しかないグラナダ行きのバスに乗り遅れそうになったんですから・・・。バスターミナルを探すつもりが,迷いに迷って鉄道の駅にいってしまいました。発車30秒前でぎりぎり。
"estacion"(駅)、"autobus"(バス) この2つのスペイン語は一生忘れないでしょう。
遠くに雪をいただく山脈が見えてきました。地中海沿岸コスタ・デル・ソルとグラナダをわけ隔てるシエラネバタ山脈です。そろそろ到着です。
まずは宿探しです。まちのはずれのレストランの2階のペンションに決めました。ここは正解でした。なぜかというと,このレストランのパエジャがすごくおいしかったからです。
さて,有名なアルハンブラ宮殿にいこう・・・,いやその前に下のレストランでパエジャ食べていこう。お店では若いお兄さんがサーブしてくれます。ちょっとかっこよくて女性軍は大喜びです。で各自一品づつオーダーしたところ,皿がでるわでるわで全然食べ切れません。
「え,今の前菜だったの?」
その上どれもおいしいので困ってしまいます。でも一番おいしかったのはワインだったかな?
そんなこんなですぐ夕方になってしまいました。アルハンブラ宮殿の入り口で門前払い。あたりはあっと言う間に暗くなってきました。谷を隔てた反対側の集落が夕日に映えてものすごく綺麗です。しばらくぼーっと眺めてました。