’96年の夏休み。前から行ってみたかったティオマン島に行くことになった。
夏休みを目前に控えた7月末。家から会社に電話があった。
まだ何の予定も立っていない夏休みのすごし方について・・・
妻が代理店に電話したところシンガポール行きがまだ3席空いているとのこと。シンガポールからは飛行機がとれなくてもバスかフェリーで国境を越えティオマン島に行ける。
「とにかく行ってみよう」
電話で妻に言った。直ちに近所の自動振り込み機から銀行にお金を振り込み領収書のコピーをコンビニからFAXで送信。キップは翌々日に届くとのこと。家に帰ってさっそく準備。今度の旅行の持ち物はいつもとちょっと違う。水着−これはシチリアのタオルミナで買ったものがある。ついでにトルコ・ギリシャに行ったとき途中のシンガポールで買ってイドラ島で泳いだやつ、これも予備に持っていこう。きれいな海の中をのぞくためのシュノーケリングセット−近所のディスカウントショップで安物を調達。ついでに海辺のバンガローで蚊に刺されないために蚊取り線香を持っていこう。そうそう、水中写るんですも忘れずに、と。
シンガポールには夕方つく予定。ホテルは、まあなんでもいいんだけどせっかくだから話しの種になるおもしろいところに泊まりたいな・・・。ここはインターネットを活用。めぼしいところにオンライン予約やメールを出してみる。でも応答なし・・・まあいいか。
出発2日前。キップが届いた。このようにしてどたばたティオマンツアーの決行となった。
メモ:フェリーでの行き方
シンガポールからは結局フェリーで行きました。フェリー乗り場は少し古いガイドブックだどワールドトレードセンター発着となっていますが、今はチャンギ空港近くのフェリーターミナル発着になっています。前日空港でもらったガイドブックも古いままだった。それを信じてワールドトレードセンターへ行きましたがそこはビンタン島行きの船しかなく、場所が移ったことを知りあわててタクシーでとばしていきました。1日1便。往復割引あり。