地下都市ではエルデンが説明してくれました。ボスは英語をしゃべらない。彼は、説明が始まると急に早口になって英語不得手の私たちはだんだん理解困難に・・・ それでも妻は
「なんか言ってること違うんじゃない?」
これはインチキガイドってやつか?安くていいホテルを捜し回ってくれたのは良かったのですが、そのあと相手の調子に乗って半日ツア−を組んでもらったのが悪かった。どうせ今日は午後しか残ってないし明日一日じゃ全てを回れないのだから、1日では回れないところに今日行ければと思ってついついこちらも乗り気になってしまった。
夕方、ホテルに戻ってからすぐ私はエージェンシーに向かうことになります。1ヶ月も前の日付が書かれたカッパドキアツアーのバウチャーを手にして・・・。エルデンが作ってくれたんですが、日付の欄がめちゃくちゃです。いい加減なエルデン。 このバウチャーでホントに明日ツアーに参加できるのか?明日の夜行でイスタンブルに戻らなければならないのに。貴重な時間をインチキガイドと無効キップで台無しにされてはたまらない。おまけに、帰りの夜行バスもエルデンにたのんである。これは、確かめに行かねば・・・。日の傾きかけた町を歩きながら、町中が自分たちを騙そうとしているんじゃないかとまで思うようになっていました。