アクサライというところで空港からのバスを降りました。南回りの長旅の疲れをいやすのにぴったりの、たとえばボスフォラス海峡に浮かぶ船を窓から望めるめるようなホテルをイメージして、私たちは宿探しを始めます。
そう、こんな宿かな・・・
聞いていたとうり、通りには水売りや熊使い・体重測定屋がいたりする。イスラム教の国だからでしょうか、目に付くのは男ばかりです。スルタナーメットに近づくと、たむろする男たちが次から次へと声をかけてきます。
「日本から来たのか?おれは昔日本に行ったことがあるんだ。」
「東京のどこにすんでいるんだ?新宿か荻窪か板橋か?(なぜかこのあたりが多い) 阿佐ヶ谷では俺の友達が働いているんだ。」
「日本人は友達だ。そうだいいホテルを紹介してやろう。その近くじゃ知り合いが絨毯屋をやっているん だ。俺の名前を出してくれ。きっと安くしてくれるぜ・・・」
「トルコにはいつまでいるんだ。イスタンブールはいいところだろう?」
話の内容は似たり寄ったり。でも驚くのはかなりの人が日本語をしゃべるということです。一人しゃべり終わって少し歩くとまた一人。その後続けてまた一人。なかなか目的地に着けません。
やっといい宿を見つけられました。望んだとうり海峡の見える部屋、隣にハマム(トルコ式蒸し風呂)もあるし・・・屋上からはブルーモスクも見えます。夜はきれいでした。
朝食もボスフォラス海峡を眺めながら・・・・・